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働きながら宅建士試験に合格するための3つの方法

働きながら宅建

宅建士試験を受験する方で宅建士試験の試験勉強だけに集中できる人は少数派ですよね。
多くの方は何らかの形で働きながら受験勉強をして合格を目指すものかと思います。

働きながら勉強時間の限られる状況で合格するためのポイントは以下の3つです。

  1. 分散学習
  2. 勉強する内容の絞り込み
  3. 徹底的な過去問重視

以下、順に説明します。

 

1、分散学習の効果を利用する

 

働きながら勉強時間を確保するための重要な考え方です。

 

時間・環境を分けて勉強する

 

勉強するにはまとまった時間を確保しなければならないと思っている方は多いと思います。

 

しかし、実は時間場所を細切れに区切って分けて勉強した方が効果が高いという研究があります。

一度にたくさんの勉強するよりも、何度も時間を空けて反復する方が記憶に定着しやすいのです。

このような勉強の仕方を分散学習といいます。

 

さらに、ミシガン大学の研究では、

同じ環境で2回勉強するよりも異なる環境で2回勉強するほうが覚えられる量が40%多かった、

という研究結果があります。

 

仕事しながら勉強する時には、細切れの時間に、いろんな場所で勉強すると効果が高いということになります。

 

隙間時間を活用する

 

月並みな話になってしまいますが、分散学習の効果を考えると

隙間時間の活用が勉強時間の確保に非常に重要です。

 

隙間時間の短い勉強を繰り返すことは非常に有効です。

 

カバンの中に常にハンディサイズの一問一答を入れておいてください。

 

朝の通勤時間、お昼休み、休憩時間、それらを合わせると毎日トータルで1時間程度の勉強時間が確保できるはずです。

 

スマホ活用!不便なスマホに改変する

 

スマホアプリで過去問学習ができるものがたくさんあります。

これは大変便利なので、ぜひ活用したいところです。

常に勉強できるように教材を持っておくことは重要なことです。

 

しかし、スマホは漫画も読めればゲームもできます。

勉強の妨げになる誘惑がたくさんあります。

 

それらの誘惑を断ち切る必要があります。

 

試験勉強をしている期間だけはスマホを意図的に不便にしましょう。

 

ブラウザ(Chrome・Safari等)、SNS、漫画アプリなどを削除してしまいます。

 

不便なスマホに過去問アプリと、動画講義だけを見れるようにしてくことをお勧めします。

 

 

2、勉強する内容の絞り込み

 

宅建士試験の試験範囲は非常に膨大ですが、合格のためには全て完璧を目指してはいけません。

いくら時間があっても足りなくなってしまいます。

 

50問中35問正解を目指す。

 

宅建士試験の合格に満点の取得は必要ありません。

毎年合格点は変わりますが、おおむね50問中35問を正解すれば合格できます。

言い換えれば15問は間違ってもいいのです。

 

さらに、宅建士試験は4択問題ですから全く分からない問題でも4分の1の確率で正解できることになります。

全分野完璧に勉強する、という不可能に挑戦するのはやめておきましょう。

 

まずは宅建業法、次に法令上の制限

 

宅建士試験の試験科目は大まかに分けると以下の4つです。

1. 宅建業法
2. 法令上の制限(都市計画法・建築基準法等)
3. 権利関係(民法等)
4. その他(税法等)

 

宅建業法は例年50問のうち20問が出題されます。

最も重要な試験科目です。

 

勉強を始めてみればわかるのですが、宅建業法他の科目に比べて圧倒的に点が取りやすいです。

難しい問題も少なく、覚えていれば点が取れる宅建業法を全力攻略しましょう。

 

宅建業法さえ完璧に得点できれば合格に必要な35問のうち20問を取れることになります。

あと15問です。

 

宅建業法の次は「法令上の制限」の勉強です。

ここは8問の出題ですが、宅建業法の次に力を入れて勉強する分野といえます。

 

民法に時間をかけすぎない

 

問題は権利関係(民法)です。

 

例年14問の出題がありますが、特に民法については覚えるべき範囲が膨大で、

とても普通の受験生が数か月で習得できるものではありません。

 

この民法で時間をかけすぎてしまい、点数が伸び悩む受験生が非常に多くいます。

基本的な内容だけを押さえて深入りしないように注意してください。

勉強時間と点数が比例しにくい分野です。

 

民法で重要なことは

「分からないところを放っておく」

ことです。

 

分からないところを突き詰めて考えて時間をかけても点数は伸びないので気を付けてください。

 

大ボリュームのカリキュラムが売りの講座を取らない

 

試験対策予備校の中には教材のボリュームを売りにしているところがありますが、

そのような予備校は避けるようにしましょう。

絞り込まれた内容を繰り返すことの方が重要です!

 

合格するために必要な知識を凝縮した内容を提供してくれる講座を取るようにしてください。

 

下記の2つあたりがオススメです。

タキザワ宅建予備校

フォーサイト

 

法律になじみある人は独学でも大丈夫だと思います。

 

3、徹底的な過去問の重視

 

宅建士試験問題のほとんどは過去問の焼き直しです。

 

さすがに過去問と同じ内容が出題されるわけではありませんが、

同じ知識で回答が可能な問題がほとんどです。

 

各分野で重要な部分は過去問で問われた部分

 

勉強する内容を絞り込むことをが重要ということを書きましたが

各分野ごとにどこを勉強するかは過去問で問われた部分です。

自分でここは捨てるか、覚えるかは自分で考えてはいけません。

全ては過去問で決めます。

 

LECウォーク問を使用する

 

過去問はLECのウォーク問を利用します。

 

 

 

今のところ下記の条件を満たしている過去問で解説が充実しているのはこれだけだと思います。

 

  1.  問題ページに余計なヒントが無い
    (問題ページにヒントがあると自分の頭だけで考えられません)
  2.  受験生の正答率が書いてある
    (正答率の低い問題は重要度が低いことがわかります)
  3.  年度別ではなく分野別である
    (勉強は分野別に進めます)

 

特に重要な情報は受験生の正答率です。

 

正答率の高い問題を完璧にすることから勉強を始めていきます。

多くの受験生が間違えている問題は難易度の高い問題なので、余裕ができてからの勉強とするといいでしょう。

ここでも勉強内容を絞っていくことができます。

 

一問一答形式(肢別過去問)で理解を確認する

 

机に座って勉強できる時にはウォーク問を中心にしますが、

4択問題しかやらないと、正解の選択肢以外の内容が頭に残っていない可能性があります。

 

4択の問題を選択仕事に分解して一問一答形式に整理した肢別問題集で理解を確認する段階は必須です。

勉強内容を減らすといってもこれは絶対に必要なので、省略しないようにしましょう。

 

模試は活用するが、予想問題集は不要

 

各予備校が出している予想問題集は完全に不要です。

的中率〇%などと書いてあるものもありますが、

過去問の焼き直し問題を作ればそれなりの的中率になりますので見る必要はありません。

 

しかし、模試は必要です。

2時間で50問を解く時間の感覚をつかむために模試を活用します。

 

テキストの精読はしない

 

テキストの精読は無駄なのでやめておきましょう。

 

勉強の中心は過去問演習です。

テキストには点数を取るために重要でない部分も網羅的に記載されていますので

無駄な勉強が多くなります。

さらに問題を解くことに比べて頭に残る内容も薄くなりがちです。

 

過去問を解く→該当部分をテキストで確認する

 

この作業を繰り返すことが重要です。

 

まとめ教材は不要

 

まとめ教材は一見便利そうですが、本当に大事なのは過去問を解く中で出てきた自分の苦手分野です。

 

それは解き続けた過去問と、繰り返し参照して書き込んだテキストでしか分かりません。

 

他人がまとめたまとめ教材は無駄なので、利用しないようにしましょう。

 

まとめ

 

ポイントは3つです。

  1. 空き時間をうまく使って勉強すれば分散学習の効果で効率的に勉強できます。
  2. 勉強する内容を絞り込んで、無駄なところの勉強をしないようにします。
  3. 過去問を徹底的にやりこみます。

 

以上、働きながらでも宅建は合格できます。

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